ZBrush生活1日目

こんにちは。クリエナビです。

この記事ではZBrushについてお話します。

ZBrushですが『じーぶらし』または『ぜっとぶらし』と読むそうです。かっこいい名前ですよね。

海外企業Maxon(マクソン)から販売されるモデリング用ソフトウェアです。公式Xアカウントには様々な作例が掲載されていて、見ていてとても楽しいです。

2025年になってすぐに、ふらりと本屋に行ったら、鋼の錬金術師のフィギュアが飾られていました。エドワードが好きで、いわゆる「やせマッチョ」風なスタイルが昔から好きでした。

そうだ、今年は『ZBrushで鋼の錬金術師をつくろう』と思いました。

ZBrush for iPad 導入

ZBrushは有料利用が基本です。

さらに、今まではPCでZBrushを利用することが基本でしたが、最近ではなんと『iPad』で利用できるように。

試しに、ZBrush for iPad を導入してみました。

iPad から App Store にアクセスして、ZBrush for iPad アプリをインストール。

アプリ内で有料プランを選択できて(価格月払い : 1,500円、年払い : 13,000円)、機能制限はありますが無料プランもあります。

アプリ内では最近日本語対応もしたようで、こんな感じです。

直感的な操作感がGOOD

ここまで記事を読まれてきた方は、おそらく何らかのCG経験がある方と思います。

例えば、UEFN、Roblox Studio、Blender などなど。

それぞれのソフトウェアで、程度に差はあれどモデリング制作が可能です。

それに対してZBrushの特徴はスカルプト。粘土をこねるようにして直感的にモデリングします。

さらにZBrush for iPadではiPadのタッチパネル操作や、Apple Pencilでカキカキしながらスカルプトします。

撮影の関係で片手で操作していますが、両手で操作したほうが良さそうです。

左手で各種設定パネルを操作して、右手にペンシルをもってスカルプトしていくみたいな感じです。もちろんペンシルがなくても、指に反応して粘土のようにモデリングできます。

修行あるのみ

いろいろな機能があるので、どうしたら良いのだろうと迷っていましたが、『好きな処理を1つ見つけて何となく作ってみる』が個人的にZBrush for iPadと付き合いやすいです。

例えば、穴をあける処理ができるのですが、気に入ったので活用して人の顔をつくってみたり。

ZBrushイベントに行ったとき、プロの方々も実際に作りながらいろいろな機能を学習していくよ、と言っていました。

プロの方は上野動物園に行って、ZBrush for iPad を使って即興で動物を対象にモデリングして練習したりするそうです。すごい!

Roblox に移行してみた

ZBrush for iPad からエクスポートするにはDropboxなどを活用します。サイズが小さければDiscordでも大丈夫です。

試しに、ZBrush for iPad で作成した顔を Roblox Studio に移行してロブロックスのゲームをつくってみました。

※Roblox Studio はPCで使えるロブロックス向けゲーム開発エンジン

顔がプレイヤーに近づいたり、色が変更したりする処理はすべて Roblox Studio でおこなっています。

ちょっと不気味になってしまいましたが、YouTubeで動画を公開したところ意外に反響がありました。ロブロックスユーザーはこういうのが好きなのでしょうか。

まとめ

ということで、これから ZBrush for iPad を使って鋼の錬金術師をつくっていきます。

制作過程をこのブログで紹介していこうと思います。

今回は、鋼の錬金術師を作るために ZBrush for iPad を導入するお話でした。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

それでは、また次回の記事で。

クリエナビ